本日の日経平均株価は、前日比で一時900円近く下落する場面もあり、少しハラハラした方も多かったかもしれません。ですが、これはいわゆる「相場の健全な調整」です。がっかりする必要はまったくありませんよ!
これまで相場をグイグイ引っ張ってきたAIや半導体関連の主力株に、一旦利益を確定させる売りが出ているようです。その一方で、これまで出遅れていたバリュー株(割安株)や内需株に投資資金が流れ込む「セクターローテーション(主役交代)」の動きがハッキリと見えてきました。
特にメガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ)は、日本の長期金利上昇を追い風に連日の新値街道を突き進んでいます。相場全体が下がっても、どこかが元気に買われている。今の市場はとても底堅く、次に跳ね上がるエネルギーを蓄えている状態と言えます。
半導体大手のキオクシアが大幅続落となりました。
「えっ、韓国サムスン電子の決算は市場の予想を超える素晴らしいものだったのに、どうして?」と思う方もいるかもしれません。
実は、サムスン電子の暫定決算は営業利益約9兆円と絶好調だったのですが、発表後にサムスンの株価自体が5%超も値下がりしてしまったのです。これを受けて市場では「AI・半導体関連はちょっと買われすぎていたかも」という過熱警戒感が広がり、日本のキオクシアや東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体ド真ん中銘柄にも売りが波及しました。
ですが、AIデータセンター向けなどのメモリー需給が逼迫しているという実態は何も変わっていません。一時的な熱冷ましが終われば、再び青空に向かって昇っていく可能性は十分にあります。今はじっくりとチャンスを待つタイミングですね。
7月下旬から本格化する決算発表シーズンを前に、今チェックしておきたいのが「上方修正」を先回りして狙える有望株です。第1四半期にロケットスタートを決め、通期計画を早くも突破しそうな勢いのある企業が注目されています。
その代表格が、イラストソフトでおなじみのセルシスです。サブスクモデルが絶好調で、第1四半期の経常利益は過去最高を更新。さらに、創立35周年の記念配当10円を実施すると発表し、株価も力強く続伸しています。
また、世界シェアトップの印刷インキだけでなく半導体材料でも躍進するDICや、お宝の出張訪問買取で業績を大きく上方修正したBuySell Technologiesなども、地力のある素晴らしい銘柄として要チェックです。
本日の市場では、個別ニュースをきっかけに驚くような急騰を見せた銘柄がたくさんありました。
株価が下がるとちょっぴり元気がなくなってしまいがちですが、投資家としては「安く買えるチャンスがやってきた!」と前向きに捉えるのが正解です。
日経平均が7万円台から少し押し戻されている今のゾーンは、絶好の「押し目買いエリア」。業績がしっかり裏付けされている銘柄や、新しい技術で未来を切り開く企業は、必ずまた評価される時が来ます。
市場のノイズに惑わされず、どっしりと冷静に、未来のワクワクする銘柄を仕込んでいきましょう。
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