2026年3月2日のマーケットは、まるでジェットコースターのような激しい幕開けとなりましたね。日経平均株価は前営業日比で800円を超える大幅な下落となりましたが、こんな時こそ冷静に「次に来る波」を見極めるのが投資の醍醐味です。
本日注目すべきトピックを、私なりに分かりやすくまとめてお届けします!
本日の相場を語る上で避けて通れないのが、中東での地政学リスクです。米国とイスラエルによるイランへの攻撃というニュースを受け、マーケットは一時パニック的な売り優勢となりました。
しかし、そんな荒れ模様の中でも「防衛関連株」と「石油・資源株」には猛烈な買いが入っています。
* 防衛関連: 三菱重工業(7011)が上場来高値を更新したほか、川崎重工業(7012)やIHI(7013)といった「防衛三羽烏」が非常に強い動きを見せました。
* エネルギー関連: 原油価格(WTI)の急騰を受けて、INPEX(1605)や石油資源開発(1662)に資金が集中。
* 安全資産: 地政学リスクへの備えとして、純金信託(1540)などの「金(ゴールド)」関連も買われています。
「遠くの戦争は買い」という相場格言がありますが、まさに防衛・エネルギーセクターが市場の支えとなっています。
生成AIの普及で、今世界中で「電力が足りない!」という悲鳴が上がっています。この課題を解決する切り札として、株式市場で熱い視線が注がれているのが「次世代原子炉」です。
特に注目したいのは、データセンターの隣にポンと置けるような小型モジュール炉(SMR)。関連銘柄として、以下の5つがキラリと光っています。
1. 浜松ホトニクス(6965): レーザー核融合発電のキーカンパニー。
2. 新日本空調(1952): 原子力施設の空調で抜群の実績。
3. 神島化学工業(4026): 核融合に不可欠な特殊セラミックスを製造。
4. 日本ギア工業(6356): 原子炉の過酷な環境で動く特殊な歯車技術。
5. 重松製作所(7980): メンテナンスに必須の防護服で高いシェア。
AIの進化には巨大な電力インフラがセット。このテーマは単なる流行ではなく、中長期的な国策テーマとして成長していく可能性が高そうです。
最近、米国の新興AIが「AIエージェント」を発表したことで、「既存のソフトウェア(SaaS)はもう不要になるのでは?」という極端な懸念から、ソフト開発関連株が売られる場面がありました。
しかし、これは「ちょっと驚きすぎ」かもしれません。むしろ、これからはAIを使いこなすSaaS企業が、より強靭になって戻ってくると予想されます。
* GMOインターネットグループ(9449)やベイカレント(6532)などは、業績が良いにもかかわらず売られすぎの感があります。
* 名刺管理のSansan(4443)なども底を打つ兆しが見えており、AIによる「武装化」でサービスがさらに便利になれば、再び評価される日は近いでしょう。
3月のスタートは波乱となりましたが、実は歴史的に見て「3月は波乱の後にチャンスが来る」ことが多いんです。
今月は外国人投資家が利食い(利益確定の売り)を出しやすい月ですが、その後の4月は統計的に買い越される傾向が非常に強いのです。つまり、今のような調整局面は、「春の反撃」に向けた絶好の仕込み時になるかもしれません。
「二日新甫(ふつかしんぽ)は荒れる」という格言通り、派手な動きとなりましたが、目先の数字に一喜一憂せず、どっしりと構えていきましょう。
明日は、1月の失業率や法人企業統計などの重要指標も発表されます。まずは落ち着いて、市場の「体温」を測り直すところから始めたいですね。
以上、のぞみのレポートでした!
明日も素敵な投資ライフを。